フジローヤル R101という焙煎機 - 排気


4月中に更新しようと思っていたらあっという間に5月も半ば。暑いですね。今回はフジローヤルのR101がどういう釜なのかということを主に書いていこうと思います。

はじめに私の所有しているR101について


R101もいくつかのタイプが存在しているので、わたしの焙煎機がどの型のものであるかを先に明示しておきます。
  • 2003年式
  • 半熱風
  • ダンパーはスライド式
  • プロパンガスモデル
  • 撹拌機なし

最新のモデルはスライドダンパーが廃盤になり、3kg以上と同じダイヤルダンパー、冷却撹拌機能搭載のフルオプションモデルのみへ統合となりました。

いくつかのモデルが存在しているというのはオプションの差だけではなく、じつは年式によってカロリーも変わっているということらしいです(ノズルの差)。
なので、あくまでも私のもっているこのモデルのR101について書いてます

R101の排気は強いのか問題


R101が語られるとき、よく耳にするのが「排気が強い」「排気が弱い」と両方の意見です。
結論からいえば私は条件によってですが事足りていると思っています。
ただ、空気を排出する力単体で見れば強いものではないです。(念押ししますが私の焙煎機の場合です

この問題にもいくつかの変数がかかわってきます。

  • 電源周波数地域
  • 煙突をつけているかどうか
  • ダンパーの違い(仕組みの違い)

ご存知の通り日本は50hzと60hzの周波数があり、東西でわかれております。
わたしは50hz地域におりますが、60hz地域だとモーターが1.2倍回転するようです。
つまり西日本のほうが排気能力はあがります
攪拌スピード(ドラムの回転)も1.2倍になるということです。

次に煙突効果ですが、きちんと調べたことがなく、私自身フレキで換気扇下(空間に)排気してしまっているので、明確な差を述べることができません。
フジの方曰く、R101は煙突をつけなくてもいいとのことですが、ドラフト効果は煙突から排出される空気と外気温との差によってもたらされるという前提でその言葉を理解すると、R101はそれに足りる豊富な熱量を排出できないということではないかなと思ったりします。いずれにせよこれは確かなことではないので私の言っていることは参考にしないでください(テヘペロ 今度聞いてみよう

次に、ダンパーの違いですが次の段落で説明します。

R101のスライドダンパー式のお手軽排気能力アップ


ダイヤルダンパーモデルだけを使ってる方には信じられないでしょうが、排気と冷却を切り替えるのに私たちフジスライダー(命名)はなんとも原始的なフタを使用しています。
冷却箱にぴったり密着しないフタを開け閉めすることによって冷却、排気を切り替えていますがこの密着しないというのが排気能力を削いでいます

何人かの使用者のblogをあたったことがありますが、フタのフチにゴムをつけ密着させようとしている方がいましたが、上の写真のとおり、冷却箱の中ではなく!下に直接!蓋をおけばいいじゃないですか。これによって焙煎終了時の手数が1つ増えるので数秒間冷却が遅れますが、いままでフチから漏れていた空気が遮断されお手軽に排気能力がアップします。アップするというよりもともとの能力が担保されるといったほうが正しいですね。

実はもう1つダンパーモデルの違いはその操作の違いだけではなく、焙煎機の機構も違っています。それは排気経路の違いです。
ダイヤル式は概ね50パイ(直径5cm)の経路を排気が通って行きますが、スライドモデルは釜内のめちゃめちゃ狭い経路を排気が通ります


この写真の通り釜の上部のわずかな隙間を通るため、私のように横着をする不届きものがつかっていると経路があっという間にチャフで詰まって行きます。
チャフがつまるのも問題ですが、この隙間なので自然と排気のボトルネックになってしまっています。

というわけで、私たちフジスライダーは生まれながらにしてつらい運命を背負っている状態だとお分りいただけましたでしょうか?



ここまで書いていたら長くなってきたので、また別の日に火力との関係、焙煎についてお話できればと思います!

現在気温28度。焙煎のつらい季節ですね。


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