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焙煎機をOH(オーバーホール)に出してみた

更新ついでにデザイン変更をしたら、bloggerはデフォルトのテンプレートがかゆいところに手が届かず気がついたらcssを書く羽目になり、記事を書くまでに2時間かかりました。3月も終りですね。はやいなー
さて、焙煎機が家に届いたところまでを前回書きましたので、今回は改造しなければならないこととOHの様子です。

国産メーカーの強み

以前から富士珈機に足を運んでいた私は「中古の焙煎機も面倒見てくれますか?」と問い合わせて大丈夫との回答をいただいていたので、焙煎機も安心してポチりました。

わたしの焙煎機は釜内の温度計がついておらず排気温度計のみでした。そして半熱風を買ったのに、直火だったため先方の好意で半熱風のシリンダーを買うことができました。

早速、オーバーホールの見積もり、改造の見積もりをとって富士珈機の岡崎さんに出張していただきました!わたしは都内ではありませんが、一応東京なので直接来ていただけましたが、遠い場合はなんとか富士珈機の大阪へ送っての作業となるようです。

気になるお値段は単純なオーバーホールのみであれば10万円はいかないくらいの価格帯でした。問い合わせてすぐに対応していただけるのはまさに国内のメーカーの強みですね!

オーバーホール完了

ドラムは交換だけなので苦労せずに交換。
熱電対は排気のものを流用せずに新しいものを取り付けました。取り付けのために少し大き目の電動ドリルで加工をします。すでに加工済みの前蓋を持ってきてだいたい同じ位置にポンチで印をつけ、やや斜めに穴を開けていました。

どれも方法を知っていれば、パーツだけ買って自分でも交換することができそうです。
パーツはこれも国産メーカーなのでそれぞれ販売しております。
富士珈機
ただ、焦ったのはガスを接続した後ガスメーターが触れてガス漏れしてる疑惑がでたことでした。結果的には最初にガスをひねったときに滞留していたものをを検知していただけだったので、これが解消されなければ大阪持ち込みになるところでしたので二人ともちょいと絶望顔をしておりました。

1kg焙煎機にした理由

人に焙煎機を聞かれて「富士の1kgです」と答えても「ディスカバリーですか?」と返答されるくらいにはマイナーらしい?な焙煎機なんですが、なぜ1kgの焙煎機にしたかというと、基本的には注文毎の焙煎で通販を想定していたので小さなバッチを煎れるサイズであることが第一でした。
またオーダーが複数入った場合にディスカバリーよりは余裕をもって焙煎したいと思ったことも理由の一つです。

そしてもう一つ、富士の1kgはあまりいい噂を聞かなかったのですが、先輩のロースター(けっこう有名な)が何人か現役でつかっていたから。そんだけ。単純です。


「あまりいい噂を聞かない」と書きましたが、この1kg焙煎機はユーザーがたくさんいるにもかかわらずナレッジがまったくたまってない稀有な焙煎機なのです。

1kg釜ユーザーで情報発信をしている人がほとんどいない。そして情報発信をしている人は3kg釜以上で1kgを使ってた時代があってもすごく短かい等ほんとうに情報が少ないのです。それゆえ、みな言うことが違うのです。ちょっとだけ触った人とかイメージでお話しされる方もちらほらと

わたし自身もこの釜のクセというか特性をつかむのにかなり時間を要しました。
そのあたりを含めて次の記事に書きたいと思います!


これで私もようやくロースターの入り口にたったような気がした2014年8月のお話しでした!





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