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JCTC ジャパンカップテイスターズチャピオンシップ  に出場して来ました

JBC予選ワクワクしますね! 少し前にワタルさん主催のカップテイスターズで味をしめた私は、調子に乗ってJCTC2017へ出場してきました。記念カッピングスプーンがもらえました!

概要と今回の目標

カップテイスターズという競技は「トライアンギュレーション」という3つのカップの中から1つ仲間はずれのコーヒーをカッピングで見つける競技で、3カップの1セットが8問あり、制限時間は8分です。
より多く正解した方がよく、その次がより早いほうがいいという評価です。1分でめちゃめちゃはやくおわったけど7問正解した人より8分かけて8問正解した人のほうが勝ちです。

私の前回の成績は、8問正解6:17秒でした。全問正解は良かったですが、6分越えるのは少し遅い。この日のアベレージが5分より後ろだったので特別遅かったというわけではなかったですが、会場全体でいうとギリギリ本戦に進めるぐらいのタイムでした。

というわけで今回の目標はズバリ スピードアップ です!

カップテイスターズには魔物が住んでる

他のコーヒー競技はジャッジにしか結果がわかりませんが、カップテイスターズは観戦してる人に即結果がわかるのが特徴です。

つまり、このバックボーンの人が(事前の自己紹介がある)こういう結果なんだ。ということが丸分かりになるということです。お店の看板を背負ってる人やコーヒー業界で名がしれている人、私みたいに名はないけどロースターを名乗った人たちみんななにがしかのプレッシャーが乗っかります。(でもお前にはねーだろ)

そして、そのプレッシャーは何を引き起こすかというと異常な手の震えです!
手が震えると毎回一定量すくえない!!

何度か決勝進出している猛者でさえも手が震えていました。怖いですね。

結果はいかに

結論から申し上げると全然ダメで2問外して6問正解3分47秒でした。

開始4グループ(4名1組)までは全問正解者が出ず、その中に常連の猛者もいたので今回は難しい説がまず出て来ました。
そのあと、全問正解者がグループごとに1名、あるいは2名が重ねられ、奇跡的な速さの方が1名、すごい速い方が1名、4分以内で上がる方がちらほらと、会場はスピード感に包まれていき、真ん中の4分を越えると遅く見える現象が起きていきました。
まだ決勝ではないので都合上正式タイムは控えました

何を思ったか私はどうせ間違えるしスピードでいったれと作戦を変更してました。

いかにしてスピードはあがったのか

6分代 > 3分代とスピードだけは上がりました。
スピードを上げるためにやったことは

  1. スプーンをリンスしない
  2. 迷わず決める
  3. なるべく堂々とすする

1、初挑戦時はいつもの癖で毎回スプーンをリンスし水を紙できっていました。これは結構なロスでやはり上位組にリンスする人はいませんこれだけでタイムは相当縮んだと思います。

2、一度すすって後回しにする戦法はみなさんやっているんですが、これは移動コストがかかるので目の前のセットを素早く片付けていく作戦でいきました。
もちろん迷いますが、少しでもこれっぽいなと思ったらもうそれに決めてしまいました。
とか言いながらぐるぐるすすったので3分後半なんですが。

3、手の震え対策です。堂々としないと本当にスプーンにちょっとしか液体がすくえてない時があります。結局2セットから手が震えだしたんですが1セット目については1回づつすすっただけで正解できました。

世界大会だとスピットカップに吐かずに全部飲むことで時間短縮をする人もいますが、後半の判断力に影響するので諸刃の劔です。

カップの判断と反省

全問を正解しないと意味がないのにあわよくばでスピードに走ったのが愚策
年々参加者の全問正解率は上がっていて、大阪の結果はわからないものの会場のなんとなくのボーダーを見極めたら(この日は5分切るくらい)その時間を使って全問正解するべきでした。本当に私が全問正解できたかどうかはわかりませんが(苦 全問正解することが唯一の参加資格、その上でのタイムだということをもう一度頭に入れなければなりません。

以下、細々とした反省を

ワタルカップの時は ノーマル多め、ハード2-3、エクストラ1問でしたが、今回は全部がハードないしはハード寄りという感じでした。 十分に全問正解できる内容だったと思います。基本的にはフレーバーと私は明るさを頼りにしていますがその二つの指標だけでいけたと思います。

敗因はスピードに煽られ違いは感知してるけど今どっちが仲間はずれなのかわからなくなってる状態でおざなりな判断を下したことだった思います。

もう一つ悔いが残るのは私は1カップを柱にして、それにくらべて他のカップはどうかという比べ方をしているのですが、いちばんフレーバーやアシディティが印象的なものを柱にしてしまったことでした。この印象が他のカップをすすってる時にも残っていてしまい、違うのか同じなのかよくわからなくなってしまったことでした。


そんなわけで、わたしのJCTC2017は一瞬で終わってしまいました。でもめちゃめちゃ楽しい大会でした!また来年!


あっそだ あと、カップ熱い! ので、若干高めの温度で練習したほうがよさそうでした!



ではまた!

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