書こう書こうと思いながら、全然書かないまま年が明けました。あけましておめでとうございます。(遅)ようやくSCAJリトリートのラストを書きます!長かった。もはや記憶も曖昧(苦笑)ですが最後まで一気に書きます!
ブラジルショック!
前回の記事 SCAJ第8回リトリートに参加してきました その3では、猪突猛進に進むも、ブラジルがうまく行かずに不安を抱えながらお昼ご飯に突入というところまで書きました。
いよいよ、ブラジルをどうにか決めなければならないというプレッシャーとブルンジも早々に焙煎しなければならないという
板挟み状態に。なぜなら
3日目は午前中1発目にスマートロースターが割り当てられてますが、2コマ目はサンプルロースター、
3コマ目は提出直前のコマなので準備に割り当て、
事実上1コマ目のみしかチャンスがないからです。すなわち、
2日目の午後がもっとも重要な時間となります。
ご飯が終わって1発目はギーセン6kgです。ただ
午前の1コマ45分とは違って午後は1時間割り当てされているので幾分か余裕はあります。
ブラジルの手数を増やしながらブルンジも焙煎していくというちょっとなし崩し的なスタイルに変更です。
ブルンジは好調
リーダー小林さんがサンプルで焼いてくれていたブルンジは非常にいい印象のカップでした。本釜で焙煎したものをカップしても印象としてはいいものが多かったです。
ちょっと安心
ディベロップタイムはそれぞれ焙煎人任せですが、ブラジルと同じく、委員長のお手本プロファイルを再現していく作業が続きました。
でも、やっぱり
問題はブラジル。
何度焼いてもビターかナッティーのどちらか。本当に困った。困ったついでに他のチームにも進捗を聞いてみたところ「ブラジルが午前中に奇跡的にはまった」「水分値が多い」という情報をキャッチ!ブラジル決まってて羨ましい!!
結局有効なブラジルの対策を考えられないまま、焙煎されたものをカップしてどうだったかという判断を続けていきました。
2日目終了 - 夜
残りはプロバット、ギーセン2kgと進んで最後のコマのサンプルローストタイムでカップをゆっくりとりました。3日目の1コマ目に薄いワンチャンを狙いながら、ここで
とりあえずの候補をいくつか決めて2日目は終わり。
私は2日目はびびって焙煎しなかったので焙煎豆を入れる袋を準備したりクエーカーを取り除いたり、候補とそうじゃない豆を分けたりとしていました。ただカップの時はしっかりと積極的に発言して意見表明をしました!
2日目の夜はリーダーの部屋に集まってこれもまた真面目に焙煎の話やビジネスの話をしていましたが
突然扉が開いて「
いきますか!? いきませんね!?」という謎のコールがかかりました(笑 どうやら
どこかの部屋では飲み会が催されていた模様です!
と謎の勧誘に動揺しつつも真面目な話は続いて世は更けました。そういえば
Scott Raoの話なんかがでましたね!
3日目ー提出候補を決める
そしてやってきました3日目。3日目1コマ目はスマートロースターでした。ベテランの方が焙煎機の前に立ち、Mの方に見守られながら事前に設計したプロファイル通りに焙煎。せっかくなので私もその次に入って焙煎をしました。
どうもスマートロースターは火の入り具合つかめず、やはりビター側に転んでしまいました。
というわけで、ここまで出ている候補から
カップを選ぶ時間です。
何かのセレモニーのように、一人2粒コーヒー豆を持ち、気に入ったカップの前に置いていきます。
ブルンジ、ブラジル共に私はリーダーと同じものを選びました。ブラジルはほぼ一致したものの、ブルンジは別のカップに得票が多く入りました。
私の選択したブルンジは、
果実味と透明感があるカップでしたが、多く得票を得た方は
少し深くコクがあるものでした。
私は多数決には従ってしまう方なので、どうしたものかと思いましたが、うまくリーダーが意見をまとめてくれて、果実味のある方に決定しました。やっぱりリーダーってそういう統率力がいるよなぁと当たり前のことを思いました。
あれだけ迷っていたブラジルがすぐに決まったのは「しいてゆうなれば」という状況になったからで、納得いくカップができたというわけではなかったのが残念なところでした。
全体カップ評価
どちらかのグループはギリギリまで焙煎していたようで、提出もギリギリでしたが最終全体カップです。丸山さんと入れ替わって、関根さんが登場。
まずは、参加者たちの評価を発表。そして講師陣の評価という順序です。
と、カップをしているとある異変にきがつきました。ブラジルとブルンジがテレコになっているテーブルがある。講師に指摘をしてしばしステイ。
カップをした限りは案の定
あまり印象のいいブラジルはありませんでした。わたしはなにを血迷ったか浅くてナッティのものに手をあげてしまい。。。同じく手を挙げた人が多く、関根さんが苦悶の表情を浮かべ、もう一度各自判断基準を見直すようにとお言葉を頂戴しました。(反省してます。)
そして、
会場評価でですがわたしたちのブルンジが2番目に選ばれました!!
ブルンジはやはりどの焙煎度でもポテンシャルが高く、甲乙つけがたい状況でした。
そして、栄えある講師陣評価+会場評価で
わがBチームは名前を呼ばれることはありませんでした!!どーん!
リトリートを終えて
わたしたちの席は講師席の目の前だったので、関根さん個人の評価も一応聞きましたがブルンジは4番目で「どのチームもうまく焙煎されてましたよ」とおっしゃってました。
当然、カップ評価に選ばれなかったからダメということはなくて、
様々な焙煎人の様々な焙煎方法に触れ、最高の生豆を使いたいだけ焙煎でき、それを共有したということに意味があります。当然、それぞれが持ち帰る課題もあるだろうし。
先輩ロースターたちの見ているものを少しでも垣間見ることができる良い体験だったと思います。
最後は全体で記念撮影。残っていたチームメンバーで記念撮影。チームメンバーのみなさんと駅や電車で硬く握手をして別れました。
おまけ
家に帰ってきてしばらくして、ディベロップがあと何秒だとか、火力がどうだという話はほとんどしていなかったなぁと気がつきました。
ちょっと時間に追われて結果だけを見ている時間が多かったように思います。
問題のブラジルですが、いつものように私の家の小釜で焙煎したところ始めにカップした印象の「
花の蜜」がでてきました。
わたしたちのチームは焙煎機の大小にかかわらず、一律2kgを入れていたので、もしかしたら、カロリー総量に対して豆量が少なかったのかもしれないなと思いました。いろんな可能性をもっと考慮してためせばよかったなと
参加されたみなさま、サポートしてくださったみなさま、ご協賛してくださったみなさま、本当にありがとうございました!
完
SCAJ 第8回リトリートに参加してきました その1
SCAJ 第8回リトリートに参加してきました その2
SCAJ 第8回リトリートに参加してきました その3
続おまけ
「何年通ってても食券がないとダメっていわれるからね」と大先輩からお言葉をちょうだいしました。食券は大切に!
コメント
コメントを投稿