コーヒーのカッピングセミナーを受け続けていく私ですが、いまいちカッピングの評価項目が理解できていないと感じています。scaj中級を受講した後ももっと根本から理解する必要があるとおもっていて、丸山珈琲がカッピングセミナーを開催していたので参加してきました。
始めに謝罪
私はすでにいくつかのセミナーに参加しているので、表現を聞かれると感じ取ったフレーバーや印象をいくつか答える事が出来ます。
このセミナーは導入編なので、初心者の方が参加されています。こういうところでそういう答え方をすると、初心者の方々が「私間違ってたらどうしよう」と萎縮してしまいますよね。私も福岡の初めてのセミナーの時はそうでした。
また、セッション中にも余計なことを言ってしまったなと思う瞬間がありました。
私と一緒に参加されて嫌な気持ちになられた方々大変申し訳ありませんでした。
こんなblog読まないと思いますが。。
導入編で新たに分かった事
私はSCAJを中心にカッピングを習得しているので、他のSCAA,COEの方式がどういう概念で行われているのかをほとんど知りませんでした。
丸山珈琲ではカッピングを円をつかった概念図で説明してくれます。
その円の一番外側の項目が「クリーンカップ」になっていました。
一番外側にある項目というのは、1番最初に評価されるべき項目で、
「生産処理に問題はなかったか」という事を判断するための項目ということです。
クリーンカップは基本的に、雑味や渋みがないかなどの液体の汚れ度をはかる項目ですが、こういう考え方をするものだったのかと勉強になりました。
セミナー内容
参考までに、ざっと内容を説明します。
講師は丸山珈琲 品質管理の渡辺 美代子さんでした。
開始時には気がつきませんでしたが、神戸でお会いしていました。ははは
あとはチラッと鈴木美樹バリスタもおられました。
ざっくり資料にそって、評価項目の説明、すすり方の説明と進んで、セッションに入ります。
セッションは4カップ2セッションで、2セッションとも1カップだけコマーシャルがはいっており、合計で7つの別々の銘柄になっていました。6銘柄はグアテマラで、1つだけケニアでした。
導入編なので、点をつけるということはしません、みなさんがどんな風にそのコーヒーを感じたのかという報告と、どれが一番好きか(スペシャルティか)という質問でした。
めつらしく、コマーシャルに手を挙げる人がいませんでした。
どのセミナーにも飲みやすさ、慣れからコマーシャルに手を挙げる人がいるもんなんだけどなぁ。(飲みやすさや慣れを優先するのは悪い事じゃない!)
冒頭の私の心配をよそに、参加者の皆さんよく発言されていて、質問もたくさんされていました。とても素晴らしいことですね
次はどうすればいいんだろうか
結論から言うと導入編では、私の求めている根本理解は得られませんでした。ようするに0−1の段階で詳しい理解を求めても何をいっているのかわからないという状態になるからだと思います。
SCAJ初級は3ぐらいからはじまる感じだし、中級はもう6−7くらいいってるけど本当は0-1-2のところを知りたいんだよ という私の欲求はどこに行ったらかなうんだろうか。
カッピングの道のりは長いですなぁ。
ちなみに、ケニア・カリミクイがとてもブライトで、マンゴーや黄桃をおもわせるような甘みで素晴らしかったです。グアテマラのラベラ・パカラマも似たフレーバーの傾向でしたが、酸味はケニアより落ち着いていて、長く飲むならこちらもいいコーヒーでした。
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